だれでも1度や2度は、眠れない経験をしたことがあると思いますが、
不眠症で悩む中高年は、増加の一途をたどっています。

睡眠外来に言ったり、薬を飲んだりするほどではないけれど、
時々、寝つきが悪かったり、睡眠が浅かったりする軽い不眠を、
かくれ不眠症と呼ぶようです。

かくれ不眠は、非常に多くの方が経験していますが、
睡眠の質をあげることによって、自分で対応することができます。

不眠には、大きく分けると4つのタイプがあります。なかなか寝付けない
入眠障害、途中で目が覚めてしまう中途障害、朝早く目が覚めてしまう
早期障害、深くぐっすり眠れない熟眠障害です。

若いころは眠れないことなどなく、布団に入ったとたん、すぐにぐっすり
朝まで眠れていた人も多いのでは?その頃は、寝ても寝ても眠れたはず。
でも、中高年になるとそうもいかなくなりますよね^^;

眠るのは、パワーが必要と言う話も聞きます。歳を取ると、眠るパワーも
なくなってくるのか・・・と思うと、ちょっと寂しいですが。

年齢に関係なく、睡眠の質をあげる方法があります。
はなまるマーケットでも紹介していましたね。

◆長時間の昼寝はしない。
(昼寝は、10分から15分程度が理想で、長い昼寝は夜の熟睡を妨げます。)
◆眠る前は、お茶やコーヒーなどのカフェインは摂らない。
◆寝る前に激しい運動はしない。
◆寝る前に、ぶるーライトを遮断する。
(眠る前に、テレビやパソコンの画面を凝視することを避ける)
◆眠る前2~3時間前に、温かい物を食べる
◆眠る前1~2時間前に、ぬるめのお湯に15分つかる
(熱めお湯は、交感神経を刺激し、目をシャキと覚ます働きがあります)

眠れないと、だんだん焦ってくるのですが、焦りはかえって逆効果。
軽い不眠なら、あまり神経質にならずに大きく構えることも大切です。

また、朝食をしっかり食べることが、かくれ不眠症の改善につながるようです。
軽い運動、規則正しい生活、ストレスをためずにリラックスタイムを持つことが
やっぱり基本なんですね。