41歳で老舗の和菓子屋を継いだ女将さん。

引き継いだものの商売が今一つうまくいかず、毎日イライラの連続でした。

ベテランの従業員はやめていき、さらに旦那さんの浮気、食あたりとストレスはたまる一方でした。

ついに、ある日熱がでて急に息苦しくなって病院に駆け込む事態に・・そして診断の結果は、思わぬ重大な病気が告げられます。


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【ファースト診断】
Dr.A:結核~結核菌に感染し、肺や腸、骨に炎症を起こします。
Dr.B:糖尿病ケトアシドーシス~糖尿病が重症化して発症、腹痛や吐き気などの消化器系症状があらわれる。
Dr.C:スープス~体を守る免疫反応が自分の正常な細胞を攻撃する膠原病の一種。

【セカンド診断】
Dr.A:全身性エリテマトーテス~皮膚、関節、臓器をはじめ全身に炎症を起こす膠原病の一種。
Dr.B:糖尿病ケトアシドーシス~変わらず
Dr.C:エバンス症候群~異常な免疫反応によって貧血や血小板の減少を起こす病気。息切れ、だるさ、血が止まりにくいなどの症状がある。

【そして診断結果は、急性心外膜炎(きゅうせいしんがいまくえん)】でした。
急性心外膜炎は、心臓を包む心外膜が炎症をおこし、
重症の場合には死亡することもあります。

●主な症状
初期状態は、風邪をよく似た症状で、発熱やだるさ。ひどくなると、首、肩、みぞおちなど広い範囲の胸痛や呼吸困難、顔や足のむくみ、尿量減少などの症状があらわれます。

原因は、はっきりわかってないがウィルスのことこもあるそうです。治療は、入院して解熱剤を投与すること、早期治療が大切だそうです。
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身体のだるさや熱ぽさは、時々感じることがありますよね。風邪かな、疲れかな・・・と思っている方も今回のようなケースに突然襲われるかもしれません。

同じような症状に思い当たる方、要チェックです。

でも、今回の金森先生かっこいいですね。文学部を卒業し就職してから志を新たに医者を目指す。いつも患者さんのことを考えてくれるそういう先生がいてくれるだけで、なんかうれしくなってきますね。頑張れ!金森先生