定年まで働く女性が増えている中、働きながら更年期を迎える女性も増えています。

働く女性の更年期の悩みで多いのが、物忘れやストレス、月経の乱れ。閉経前には、月経が乱れ、予想しない時期に突然の出血で慌てることがあります。

典型的な流れは、月経の周期が早くなったあと、長くなるパターン。周期があくと、子宮内膜が厚くなり、大量の出血につながることも。

この時期、エストロゲンが減っていくものの、脳では「エストロゲンをもっと出せ」と言う指令が出るので、月経のリズムが崩れます。

医学的には、1年間月経がないと「閉経」とみなします。ピタッと止まって閉経になる人は少なく、多くの人は、不安定のなか、だんだんと月経がなくなります。

働く女性の悩みで多いのが、物忘れがひどくなることです。エストロゲンは、脳の中でアセチルコリンと言う神経伝達物質を刺激し、脳全体を活性化します。



また、エストロゲンは、ドーパミンやセロトニンも刺激し、やる気を促し、心を安定させます。

このようなことから、エストロゲンの減少は、記憶力の低下や気力の減退、心の不安定を起こすわけですね。

症状が重く仕事に支障をきたす場合は、ホルモン補充療法が効果を発揮します。

軽い場合は、うっかりミスを防ぐためにこまめにメモを取るなど対策を立てるとよいですね。また、物事はイメージ化して覚えると記憶に残りやすくなります。「これは忘れない!」と強く思うのも良いようです。

働く女性の更年期対策で多いのが、「休息を取る」次に「運動をする」、「友人や周囲に話す」だそうです。

過労やストレスが更年期症状を悪化させることがあるので、意識的に休息を取ることが大切です。