医学会も注目する最新のダイエット法は、「臓器別ダイエット」だそうです。

これまでいろいろなダイエット法がでてきましたが、最終兵器は内蔵というから凄いですね。

ダイエット

臓器別ダイエットは、内蔵の持っている機能を利用して、ダイエットにつなげていこうとするものです。

使う臓器は、脳、胃、腸と胆のうです。

臓器別ダイエット
胃・・食欲をコントロール
脳・・リバウンドのスイッチ
腸・・お腹をへこませる
胆のう・脂肪燃焼の秘密兵器

中でも胆汁は、胃に入ってきた食べ物の脂肪を燃焼する酵素ですので、直接的な効果が期待できそうですね。

「林先生の今でしょ!講座」では、最新のダイエット「臓器別ダイエット」を教えてくれました。

脳を使ったダイエット

脳を使ったダイエットは、脳を錯覚させ、満腹中枢を刺激することで食欲を抑えるダイエットです。

そのためには、
①食事の15分前にガムを噛む
・・何かを噛むと15分~20分後にヒスタミンは分泌され満腹中枢を刺激する

②小さい皿に食べ物をのせ脳をだます
・・大盛りに見せて脳を満足させる

腸を使ったダイエット

腸を包み込んでいるくびれ筋(腸腰筋)を鍛えることです。

腸腰筋は、背骨と脚をつなぎあわせている筋肉です。

腸腰筋が衰える・・猫背になるとお腹がでる
腸腰筋を鍛える・・内蔵を包み込みくびれができる

腸腰筋を鍛えるには、ゾンビ座りと5秒足踏みが有効です。

●ゾンビ座りのやり方
①5秒かけて息を吐きつつ背中を丸める
②戻るときは5秒かけて息を吸いながら行う

●5秒足踏み
①片足を5秒かけてゆっくり上げて5秒かけてゆっくり下ろす

夕食2時間後にやると効果的。いずれの運動もゆっくりやることがポイントです。

胆のうダイエット

胆のうは、肝臓で作られた胆汁をためている臓器で、食後に胆汁が分泌されます。

胆汁は、食後に体内をめぐり油を分解して腸から吸収する手助けをします。

最新の研究では「胆汁には脂肪燃焼を高める」効果があることが知られています。

それなら胆汁を増やせばダイエットできる・・と考えがちですが、胆汁には絶対量が決まっていて一定量以上増やすことができません。

そこで古い胆汁を排出して、新しい胆汁を補充することで、脂肪燃焼効果を高めることができます。

●古い胆汁を捨てる方法
1回の排便で体内の胆汁の5%が排出され、その分新しい胆汁が作られます。

実は水溶性食物繊維を食べることで、便として効率よく排出することができるそうです。

水溶性食物繊維の含有量が多いのは、らっきょうです。なんと、キャベツの50倍近く含まれています。

●らっきょうのスムージー
らっきょうは水溶性のため、酢漬けではなく生で食べるのが一番です。

【作り方】
らっきょう 3粒
りんご  100g
レモン汁  大さじ1
はちみつ  大さじ1
(お好みでミント)
水プラス氷100g

これで、らっきょうのスムージの出来上がり。古い胆汁を排出して、新しい胆汁をつくり脂肪燃焼効果を高めることができます。