何度挑戦しても、思うようにヤセない・・食事制限、運動療法、ちょっと効果があったと思っても油断すると、あっという間に戻ってしまいますよね。^^;

じゃ、油断しなければいいということで特別なことをせず、日常生活の行動をちょっと工夫することで、確実に苦労なく、健康的に痩せる方法があるそうです。

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日本人は平均すると、1日100~300kcal食べ過ぎていると言われており、その余分な分が脂肪となって蓄積されていくわけです。

ということは、その余分を上手に消費してしまえば太らないということですよね。では、どうすればそのカロリーを消費できるか・・・

それは、メッツ(METs)で計算できます。メッツとは、安静時を1とし、活動したときの強さを示す単位です。

●メッツの計算の仕方
まず、安静時のカロリー計算
消費カロリー=1.05×メッツ(安静時 1.0)×時間(1)×体重

例えば50kgの体重の人の安静時の1時間の消費カロリーは、
1.05×1メッツ×1時間×50kg=52.5kcalとなります。

散歩のメッツは2.5メッツですから、1時間散歩すると、
1.05×2.5メッツ×1時間×50kg=131.25kcal です。

そこから安静時をひくと、消費したcalを計算することができます。
131.25kcal-52.5kcal=78.75kcal

つまり100kcal食べ過ぎの人は、1.5時間の散歩でチャラになり太らないことになります。

成人の標準消費カロリーは、男性2500kcal、女性2000kcal。その中で、基礎代謝で6割、日常生活で3割が消費されています。

基礎代謝は、心臓、呼吸、体温など生きていくだけで使われるカロリー。日常生活は、炊事、洗濯、通勤などの生活する中で使われるカロリーです。

1日の座っている時間を調査したところ標準体重の人は407分、肥満の方571分で、肥満の人が2時間40分長かったそうです。

その差は、エネルギーに換算すると1日350kcalで1ヶ月で1kgの脂肪に影響してくるそうです。

効率よくエネルギーを消費するのは、日常生活にメッツの考えを取り入れること。

メッツの高い動きを、色々と検証してみたところ
①ちょこまかこまめに動く
②体の上下運動を取り入れる
このことを意識すると、メッツが高くなり消費エネルギーが増えます。

日常生活でメッツを上げるためには、
・テレビのチャンネルをわざと遠くに置いておく
・スーパーで、カートでなくカゴで買い物をする
・雑巾がけする
この3つを取り入れただけで、173kcalの消費が違ってきます。これは、ジョギング30分、おにぎり1個半に相当します。

つまり、日常生活でちょっと意識するだけで消費カロリーが増え、体重を減らすことができるのです。

メッツは活動量計(量販店で買えます)により、一日の活動量を簡単に測ることができます。

●食べることでカロリー消費してくれる料理
食べることは、普通に考えれば食べるとカロリー蓄積ですよね。それを消費してくれるとは、いったいカロリー消費料理とはどんな料理なんでしょうか。

消費カロリーの残り1割は、3回の食事を内蔵で消化するために使われるエネルギーです。

●姫野流食事でカロリー消費を上げる方法
①目覚めに1杯の白湯
②朝食を必ず食べる
③タンパク質を摂る
④辛いものを食べる

【姫野流涼拌豆腐の作り方】
①オリーブオイルでひき肉を炒める
②ピータン、玉ねぎ、ザーサイ、きゅうりを一緒に炒める
③唐辛子、豆板醤、中華ドレッシングで味を整えます。
④出来上がったら、豆腐にたっぷりかけて完成です。