骨ストレッチは、スポーツトレーナ-の松村卓氏によって考案されたストレッチ法で、筋肉のストレッチではなく、骨に効かせるストレッチだそうです。

骨ストレッチの基本は、親指と小指で体のポイントを押え、体の芯から骨を効果的に動かして、全身のバランスを整える方法だそうです。

筋肉を伸ばすストレッチとは違い体に負担がかからないため、高齢者でもらくにでき、筋肉や関節の柔軟性を高めたり、さらには、くびれやダイエット効果もあるそうです。

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確かに、筋肉はすべて骨格につながっていますから、骨格を正しい位置に戻せば体がスムーズに動くようになるような気がします。

「キンスマ」(TBS)では、松村卓氏が登場し、骨ストレッチのやり方を教えてくれます。

年をとると骨格が変形して、いろいろなところにガタがでてきてしまうので、ぜひ覚えておきたいですね。

金スマでは、三船美佳さん、橋下まなみさんに事前に実践してもらいました。その結果は、二人に驚くほどのくびれ、ダイエット効果があったようです。

1日30秒 骨ストレッチ

骨ストレッチは、筋肉をほぐすのではなく、骨をスムーズに動かし、筋肉や関節に負荷をかけず血流をよくするストレッチ法です。

肩こりにきく手首肩甲骨ストレッチ

①顔の横で右手の親指と小指をつけ、左の手の親指と小指で右手の手首の骨をつかみます。(基本ポーズ)
(右手を肩の位置まで上げ直角にして、親指と小指をつけ手先を上にむける感じです)
②顔を正面のまま肩甲骨を意識して後方に7回ひねります。

※顔はリラックスして、笑顔で行ってください。
※反対側も行ってください。

骨ストレッチは、体に余計な力が入らないため、肩甲骨を意識的に動かすと体の中心を使うため肩周辺の可動域が広がるようになります。

骨ストレッチを肩こりで悩む女性や高齢者にやってもらい、硬度計、エラストグラフィー、血流計で測ってみると、骨ストレッチの後と前ではいずれも大きく改善していました。

腰痛改善手首スクワット

①イスに座わります。
②顔の横で右手の親指と小指をつけ、反対の手で右手の手首の骨をつかみます(基本ポーズ)
③真上に引っ張られるイメージで立ったり座ったりを7回繰り返します。

※顔はリラックスして、笑顔で行ってください。

無駄な力が入らない状態で立ったり座ったりすると、自然に姿勢が矯正され、骨盤のズレが治り腰痛が改善されます。

ウエスト引き締める鎖骨ひねり

①足を肩幅に開きます。
②右手で右の鎖骨を、左手で左の鎖骨をつかみます。親指と小指をつかってつまむ感じです。(親指が鎖骨下、小指は鎖骨上)
③顔を正面のまま体を左右に30秒間ひねる

※顔はリラックスして、笑顔で行ってください。
※体をひねるときには、ウエスト位置が90度ではなく180度回る感じでおこなってください。

鎖骨を掴むことで体の中心部の骨全体が一体になって動き、インナーマッスルは刺激されウエスト引き締め効果が得られます。

ウエストに増に悩む三船美佳さん、橋下まなみさんに、この鎖骨ひねりストレッチを継続してやってもらい、どの位効果があるかを試してもらいました。

その結果は、
橋下まなみさんのウエスト 66cm→61cm マイナス5cm
三船美佳さんのウエスト 78cm→70cm マイナス8cm

骨ストレッチは、簡単にできることが魅力ですね。みなさんもぜひトライしてみてください。