衝撃的なタイトルで、思わず読んでしまった週刊文春です。漢方医学では、「男64歳、女49歳限界説」と言うのがあり、男は8の倍数、女は7の倍数で身体が変化していくようです。

漢方医学で言うところの生殖能力の周期は、男性の場合、
8歳・・・腎気が活発になり、髪がフサフサと伸び、永久歯が生える
16歳・・・腎気が成熟し、生殖能力が備わる
24歳・・・腎気が体のすみずみまで廻る
32歳・・・筋骨がたくましくなり、肌肉が豊かになる
40歳・・・腎気が衰え始め、髪の毛が抜け、歯が揺れる
48歳・・・陽気が衰え、顔面にしわがより、髪の毛が白くなる
56歳・・・肝気が減り、筋肉が衰え、生殖能力が弱まり、体が老化
64歳・・・歯も髪も毛も抜けさる

女性の場合
7歳・・・腎気が活発になり、髪がフサフサと伸び、永久歯が生える
14歳・・・腎気が成熟したため、月経が始まり、子を孕む能力が備わる
21歳・・・腎気が体のすみずみまでいきわたる
28歳・・・髪の毛が豊かで、体がもっとも強壮な時期
35歳・・・顔がやつれはじめる
42歳・・・顔にしわがより、白髪が目立ち始める
49歳・・・血脈に血が少なくなり、子供を産むことができなくなる

(週刊文春より抜粋)

この年齢には、個人差があると思うし、ある程度の努力(アンチエイジング)で変えることも可能だと思います。最近は「美魔女」と言われる年齢を感じさせない女性も増えてきていることも確かです。

しかし、このサイクルを見ると何となく納得する方もいるのでは?

生殖能力と老化を司る腎

このように見ると、漢方医学の「腎」と言う機能がキーワードだとわかりますね。生殖能力とともに、老化をつかさどるのが、「腎」と言うことになります。

東洋医学では、「腎は、精を制し、発育や生殖をつかさどる」といわれています。精は、親から受け継いだ先的なものと、毎日の正しい食事で補充する精があるそうです。

先天的な「精」がなくなり、後天的な食べ物による「精」が追い付かなくなると老化が始まります。

「男64歳、女49歳限界説」は、以上のようなサイクルから導かれたもので、男性は70代でも子供を持つことができ、50歳を過ぎても生理のある女性も大勢います。生理がなくなっても、問題なくできます。

男64歳女49歳は、あくまで漢方医学に基づいた限界説ですが、生活習慣や食事によっても、変えることは可能だと思います。

この個人差は、もちろん生まれて持ったものもありますが、気持ちの持ちようでも変わるようです。

このテーマは、非常に奥が深く、普段なかなか口に出して言えない問題ですが、人として大切な内容ですので、折に触れて、記事を更新していく予定です。

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