今、日本は世界一の長寿国です。80歳になっても元気がお年寄りが沢山います。

高齢者のイメージは「善良」「人格者」「弱者」というイメージですよね。

ストーカー

しかし、そのイメージも随分違ってきていて、不良老人が急増しいろいろなところで問題行動を起こしているそうです。

そんな、「老人たちの別の姿」を教えてくれるのは、高齢者問題の専門家、新郷由起先生です。

万引き、ストーカー、DV、売春などに走る不良老人も

新郷先生によると、余生をどう過ごしてよいかわからず、目標もなく生きて犯罪行為を起こす老人が増えているそうです。

新郷先生は、そんな現代高齢者を徹底取材して『老人たちの裏社会』という本を出版し、世の中に衝撃を与えました。

『老人たちの裏社会』には、万引き、ストーカー、DV、売春などに走る不良老人の姿が描かれていました。

そこには、身体も精神もまだまだ丈夫なのに、世の中に必要とされず、どう生きてよいか分からない「老人の叫び」があるようです。

70歳、80歳でもある性の要求

老人の性の問題も大きいといいます。

若い世代から見れば、「50歳を過ぎた男女の間に性の問題など、あるはずもない」と思いがちです。

50歳の男女といえば、20歳から30歳の時の両親の年齢となります。

しかし、実際には、70歳、80歳になっても、男と女。個人差はあれ、性への要求はしっかり存在するのです。

分別ある高齢者なら何の問題もなく、微笑ましく支持されるべき姿ですが、自己を見失った高齢者になると犯罪になってしまいます。

新郷先生自身も、老人にやさしく接したことから「老人ストーカー」にあい、大変な目にあったそうです。

1日に30通以上のメール、留守電に50件以上の求愛メッセージ、ラブコールなど、その行為は「ストーカー犯罪」そのものです。

高齢デリヘル嬢や79歳の現役AV女優をしている人も

一方では、性産業に身をおき、自立している女性高齢者も多いといいます。

なんと、高齢デリヘル嬢や79歳のAV女優もいるそうですから、驚きですね。

そんな、高齢者の性の問題を、フジテレビ「ホンマでっか!?」で紹介してくれました。

でも、高齢者の性の問題は、とても深刻な問題ですので、バラエティの「おもしろニュース」的でない紹介であって欲しいですね。

高齢者の性生活がますます活発になる

「ホンマでっか」では、2017年下半期の大予想として、新郷由起先生が「高齢者の性生活がますます活発になる」を予想しました。

今、性生活を長く楽しみたいという高齢者が増えているそうです。

人間の三大欲求は、「食欲」「性欲」「睡眠欲」。しかし、食欲は歳を重ねると食べる量も減ってしまい興味が薄れてしまいます。

その変わりに性欲が、性を楽しみたいという人が増えているそうです。

特に70歳~90歳の男性で性風俗に行く人が急増しており、高齢者用の風俗店が流行っているとのこと。

男性機能を回復する薬やサプリメントも沢山あるため、今の高齢者は性に関しては、90歳になっても現役でいられるようです。

高齢者の性については、NHKのクローズアップ現代で『「高齢者だってセックス」言えない“性の悩み”』として、取り上げられ話題になりました。

高齢者の性の問題は、これからは真剣に考えなければならない時代になってきたんですね。

ちなみに高齢者とは65歳以上をいいますから、さんまさんもあと3年で高齢者なんですね。