食は、私たち世代の大きな問題。特に、老化のメカニズムが解明されるようになって、正しい食事は、健康のみならず加齢にも大きな影響を与えています。

今回の教科書にのせたいは、奇跡の食の革命SPとして、最新の情報を提供しています。

魔法の水でマグロを大量生産

岡山理科大学で開発された「好適環境水」のすごいところは、電解質を水に加えると海水魚と淡水魚が同じ水槽で生育することができること。

サワラやハリセンボンなど海の魚と、金魚やニシキゴイなどが同じ水槽で泳いでいる姿は、なんか不思議な風景。同じ魚なんだと改めて納得させられます。

好適環境水には、海水には約60種のミネラルが含まれています。魚に必要なのは、一部のミネラルだけ。

ナトリウム、カリウムを含む電解質を含むそのミネラルだけあれば、海水魚でも大丈夫だということです。

成長も通常の1.5~2倍のスピード。すでに市場に出荷され、味も申し分ないそうです。

この技術があれば、山の中でも砂漠でも海水魚の養殖ができるようになります。

現在、クロマグロの養殖に挑んでいるそうです。

10秒でダシがとれる機械

広島県にある瀬戸鉄工では、高圧のプレス機械による「瞬間・高温・高圧・焼成加工」技術により、瞬間的にダシをつくることができます。

旨みと栄養はそのままに、食材の大きさは1/25になります。しかも、この技術で作ったダシは長期保存ができ、栄養満点の食材ができるそうです。

この方法でつくったダシをカップラーメン加えると、本物のラーメンのうまさになるそうです。

このダシは、京都の老舗の隠し味や、パリの三ツ星シェフも使っているそうです。

このダシは、瀬戸の旨香焼喜(せとのうまかやき)として販売されてます。

どんな食材もプリンにする技術

広島県にある食品工業技術センターでは、どんな食材でもスプーンですーっとすくえる、プリンになってしまいます。

この技術は、凍結含浸法(とうけつがんしんほう)といい、食材を酵素につけ真空装置で食材の空気をぬきながら酵素を浸透させていきます。

火を使わないので味も成分もそのまま。高齢者向けの介護食として、注目されています。

日本一おいしい給食

愛知の「みそかつ給食」、静岡「桜えびのちらし寿司給食」、沖縄「シイラの姿揚げ給食」、岩手「前沢牛の給食」など考えられないような給食メニューの紹介です。

「日本一おいしい給食」を目指しているのは、東京、足立区。「おいしい給食レシピ集 」として足立区のサイトで紹介されてます。

また、有名料理人やシェフの方も学校給食をメニューづくりに参加しているそうです。

こんな給食なら、食べ残すことなく過ごせたかもしれませんね。

世界の変わり寿司

今、寿司はヘルシー食品として海外の超人気メニュー。寿司も世界に広がれば、こんな風に変わるという驚きのメニューを紹介。

ポーランドではしょうゆの代わりにジャムを使う寿司、ブラジルでは、細巻きの具材にイチゴやマンゴーといったフルーツなど日本人には驚きの寿司の紹介です。

食生活は健康の基本。しっかりとした知識と管理された食事は健康生活のベースです。

アンチエイジングにも大きな影響を与えますからしっかり管理していきたいですね。