電子レンジで調理した食材は、そうでない食材にくらべ老化物質のAGEsが多いと言うちょっとショックなことを聞きました。

電子レンジ

女性の大敵、肌のたるみやくすみをまねく老化ですが、これは糖化が原因です。糖化とは、体内のタンパク質と糖質が結びつき、タンパク質が劣化します。

劣化したタンパク質のことを「AGEs」といい、この物質が全身の老化を引き起こすと言われています。

「糖化は老化」と言う言葉が認識されつつある今、「食事は野菜から食べ、炭水化物などの糖質や甘いものなどの糖分は極力少なめに」、と言うのが当たり前になりました。

また、体を老化させる物質AGEsは、高温での調理が長いほど増えてしまいます。調理法で一番増えるのが、揚げ物です。「揚げる>焼く>煮る>蒸す」の順番でAGEsを少なくすることができます。

ここで、電子レンジを良く使う我が家でショックなのが、電子レンジでの料理は、そうでない調理方法より、AGEsが多くなると言う説です。

電子レンジは周波数の高いマイクロ波と呼ばれる電磁波を使用して加熱します。1秒間に24億5千万回のスピードのマイクロ波によって食材に含まれる分子を動かし、加熱します。

この振動により、分子・原子レベルが影響を受け、自然界にない異質構造体ができてしまうと言う説があります。

電子レンジで一度加熱した水と普通の水道水で植物を育てたとき、電子レンジで加熱した水を与えた植物の方が、早く枯れたと言う報告もあります。

しかし、「電子レンジが害を与えるという絶対的な証拠はない。それはただの加熱によりる影響である。」と唱える学者もあり、本当のところはどうなのでしょう。

どちらにしても、電子レンジで加熱しすぎると、食品は完全に水分がなくなり、コチコチの石のように固くなり、歯が立たなくなります。加熱し過ぎにはご用心ですね。