最近、コラーゲン論争が再燃していますよね。

コラーゲンを摂取すれば、翌日からお肌がぷりぷりになる・・ということで、コラーゲンを求めて、美味しいお店を探し食べ歩きます。

参鶏湯(サムゲタン)やスッポンは、芸能人はお肌のために好んで食べるメニューですね。

スッポン鍋

コラーゲンは、主に動物性タンパク質に含まれています。

●肉類
モツ、牛すじ、鶏軟骨、手羽先

●魚類
すっぽん、フカヒレ、うなぎの蒲焼、サケ、さんま、イワシ、エビ、イカ

おいしいものばかりなのが、うれしいところですね。

コラーゲンは、ビタミンCといっしょに摂ると、コラーゲンを安定させることができるといいます。

しかし、一方ではコラーゲンを食べても、効果がないという声もあります。コラーゲンはタンパク質の一つであり、食べて消化吸収する段階で、アミノ酸やペプチドに分解されてしまうというのがその理由です。

コラーゲンは食べても無駄、コラーゲンは食べても肌には届かないと言う説も。

しかし、近年コラーゲンの研究が進み、また新たな事実が次々を出てきました。

海外では、コラーゲンが再注目されており、ドイツでは病院で使用されているようです。

コラーゲンとコラーゲンペプチド

コラーゲンと一概に言っても、コラーゲンとコラーゲンペプチドがあり、構成するアミノ酸の組成はほとんど同じですが、分子量が違うのが特徴です。

コラーゲンの分子量が約30万~36万に対し、コラーゲンが溶けたゼラチンだと数万~数十万、ゼラチンを酵素分解したコラーゲンペプチドだと数百~数千になると言います。

京都府立大学大学院での研究では、コラーゲンを摂取したうち、その一部はアミノ酸に分解されずに、コラーゲンペプチドとして吸収される、と発表されました。

つまり、コラーゲンペプチドはコラーゲンよりより吸収力が高いと言うことですね。

さらに、コラーゲンは肌だけでなく、骨や血管、筋肉などをつくる材料としても考えられます。

コラーゲンは、お肌だけでなく、ひざや、関節の軟骨にも大きく影響しているといいますから、これからの私たちには必須成分ですよね。

私はコラーゲンを摂るために「すっぽん小町」と言うサプリメントを飲んでいます。

すっぽんサプリメント

また、タイムリーなことに、今回の「ためしてガッテン」では、最新のコラーゲン情報について詳しく紹介してくれましたので内容と合わせてご紹介します。

コラーゲンは「あること」さえ押さえれば、1週間でもお肌のシワと潤いに変化が起こるそうですから、これは是非知りたいですね。

ためしてガッテンで紹介されたコラーゲンの真実

なぜ、コラーゲンを食べるとコラーゲンが増えるのか?

コラーゲンは、お腹の中で分離されて、バラバラになりもはやコラーゲンとして存在していません。

そこで、鍵になるのが「繊維芽細胞」です。

繊維芽細胞が、分解されたコラーゲンの破片に気づき、コラーゲンが壊れてしまったと勘違いし、せっせと新しいコラーゲンを造ろうとします。

これにより、身体のコラーゲンが増えると言うことですね。コラーゲンは、肌のすぐ下の部分に集中して存在しているので、お肌がプルプルになるんですね。

ただし、コラーゲンを摂っても効果がある人とない人がいます。

コラーゲンを摂っても効果のある人ない人

コラーゲンを摂って効果を感じられる人は、高齢者の方と体に炎症などのダメージがある人です。

床ずれを起こしている高齢者にコラーゲンを摂取させると、コラーゲンを摂らない場合と比べて治り具合にかなりの差があることが分かりました。

最近、床ずれの治療にコラーゲンを積極的に取り入れている病院が増えています。

また、年齢によって繊維芽細胞は少なくなりますが、コラーゲンを摂ることで、繊維芽細胞が活発になると言う報告があります。

つまり、高齢者や体に傷などのダメージがない場合は、コラーゲンを摂っても繊維芽細胞が働かないのであまり変化がみられないのです。

コラーゲンを摂っても変化を感じない人は、逆に喜ぶべきことなのかもしれません^^;

ただし、箱根駅伝で毎年活躍している城西大学の選手たちは、食事のたびにコラーゲンを摂っているそうです。

コラーゲンを摂ることで関節への負担を減らすことができると言います。

陸上選手は関節を酷使し、関節にダメージを負いやすいので、コラーゲンが効くのかもしれませんね。

また、普段は必要ない人でも、ケガをしたときにはコラーゲンを摂ることで、傷の治りが早くなるそうです。ケガをしたら、積極的にコラーゲンを摂ると良いですね。

若い人はコラーゲンを摂っても変わらない人が多い中、中高年以降、身体にダメージのある人にはコラーゲンを摂ると良い変化が現れるようです。

私など体の中は「ダメージだらけ」だとおもいますので、コラーゲンの摂取は続けていきたいと思います。