「若返り」と言う言葉が、どんどん世の中に浸透していますね。腸が若返る、血管が若返る、脳が若返る・・・その若返りのカギを握るのが超善玉ホルモンです。

超善玉ホルモンと呼ばれる物質は、生活習慣病の救世主と言われています。血管の老化を防ぎ、動脈硬化を予防し、血糖値を下げる働きもあるそうです。

心筋梗塞や脳梗塞の原因とも言われる動脈硬化。それは、傷ついた血管にコレステロールが入り込み起こります。超善玉ホルモンは、この傷ついた血管を修復し血管が老化するのを防ぐ働きがあります。

では、その超善玉ホルモンはどのようにしたら増えるのでしょうか。

超善玉ホルモンの増やし方

筋肉を鍛えると超善玉ホルモンを増やすことができます。

●階段後ろ降り

①運動は手すりのある階段で行う

②階段を後ろ向きに降りる

③つま先からゆっくりとかかとを落とす

④週に2~3回 3段から10段を目安に行う

太ももの筋肉を鍛えるのに効果的です。

●超善玉ホルモンを増やす食品

大豆には、超善玉ホルモンを増やす成分が豊富に含まれています。

大豆を摂取した場合と摂取しない場合の血中濃度です。摂取後に増えているのがわかります。

P.R.

豆腐は1日半丁食べるのがオススメです。

また、超善玉ホルモンを分泌させるのに欠かせないのが、高血糖を防ぐことです。

血糖値と超善玉ホルモンの関係は反比例します。

就寝中には血液中の糖分が減少し、血糖値が下がるので朝は糖分を控えると1日の血糖値が安定します。

そのため、大豆製品のほか、朝食に野菜や果物などのフレッシュジュースを摂ることもオススメです。

小松菜とりんごのフレッシュジュース 作り方

材料: 小松菜1/4束、りんご1/2個、ヨーグルト80g、水20cc

これらの材料をミキサーにかけます。りんごは、皮の部分にポリフェノールを含むので、皮ごと入れます。

小松菜には、超善玉ホルモンの分泌を促進する作用があり、りんごにはリンゴポリフェノールが超善玉ホルモンの分泌を促進します。

階段後ろ降りの運動、大豆たんぱく質の摂取、ポリフェノールたっぷりの野菜や果物でバランスよく超善玉ホルモンを増やしましょう。