私たちの子供の頃に絶滅したはずのが「トコジラミ」が今、殺虫剤も効かないスーパー・トコジラミになり復活しているそうです。

トコジラミは、闇に紛れ、物陰に身を隠し夜中に這い出して、身体中を刺して血を吸います。吸われた後は、赤く腫れあがり、恐怖で夜も眠れなくなります。

昭和に絶滅したはずの、トコジラミが復活して都内のあちこちで被害が発生しているそうです。

マンション住民が、害虫駆除専門業「駆除研究所」に駆除を依頼。まずは調査。ベットの奥、カーテンの壁の奥を調べてみると、ダニの抜け殻がいっぱいでした。さらにベットの木枠には、数えきれない程の卵がビッシリでした。

トコジラミは、かつては南京虫と呼ばれていました。大きさは5~8ミリ 夜行性で餌は人間の血です。

成虫が1日に生む卵の数は5~6個。わずか40日で成虫になり、恐ろしいスピードで増殖していきます。

トコジラミは、市販の殺虫剤ではまったく効かないため、今、殺虫剤メーカーは、新たな殺虫剤を開発しているそうです。

害虫駆除専門業「AAAメンテナンス」が別の家を調査したところ、カーテンレールと板の隙間、電気コンセント、あらゆるところにビッシリ。

90℃以上の高温スチーム駆除装置で直接噴霧して駆除し、さらに、業者しか扱えないプロペタンホスが成分のマイクロカプセルで念入りに駆除します。

水蒸気が使えない電化製品や革製品には、マイナス79℃のドライアイス噴霧器でやっつけるそうです。

トコジラミは、人の吐く二酸化炭素に近寄ってくるそうです。

●家庭で作れる簡単トラップ
コップに水を入れドライアイスを落とすと二酸化炭素が発生します。

ゴキブリホイホイのような箱を作って、そのコップを入れて夜中にセットしておくと、トコジラミがいるかどうかチェックできるようです。

市販品がきかないとなると、厄介ですよね。心配な方は一度試してみてくださいね。