友人やママ友から、こんな言葉をかけられたことはありませんか?

「いい商品がある展示会なんだけど、いっしょに行かない?」「展示会に行くんだけど、付き合ってくれない?」

実は、この裏に巧妙に仕組まれたワナがある場合があることをご存知ですか。

1度くらいならいいかと思い、付き合ったばかりに毎回誘われるようになり、そして、欲しくないものを付き合いで買うハメになってしまう。

お金がないと思われたり、仲間ハズレにされたくないばかりに、毎回、付き合って必要ないものを買ってしまう。

このようなケースは、絵師と呼ばれる人物がストーリーを描いて、友人、店員、お店などがグルになって演じ、お金を最後までむしり取る詐欺集団のケースがあるそうです。

そう、「オレオレ詐欺」詐欺集団と、まったく同じ性質のものです。

狙うのは、ママ友の「お付き合いマネー」。借金で困るようになると、ここに行けば助かるよと、究極までむしり取るための「被害回復型詐欺」も仕組まれていることもあるそうですから、本当に怖い話ですよね。

このような付き合いに潜むワナ、ママ友から誘いの断り方など番組では紹介してくれます。

ママ友からの巧妙なワナ

ママ友お付き合で悩む方には、ある共通の傾向があるそうです。

・友だちが少ない
→友だちが少ないことをマイナスと思っている。友だちを失いたくないという気持ちが働く。

・もめごとが嫌い
→お世話になっているので関係を崩したり、嫌われたくない。自分の気持ちより相手の気持ちを優先してしまう。

・見栄っ張り
→お金がないということを言えない。お金がないことを恥ずかしいと思ってしまう。

・子供から同じお稽古に通いたいと言われダメと言えない
→子供が仲間はずれになるのではないかと心配してしまう。

ママ友から無理な買い物に付き合わされ、最後には借金を抱え、夫や実家にも打ち明けず一人で悩んでいる方が多いそうです。

ママ友からの勧誘をうまく断るコツ

例)顔色が悪いことを心配してくれるママ友から、いいサプリメントがあるのよ、と勧められた場合

【ダメな断り方】
飲んだことがないし・・
→今回試してみればいいわよ(ママ友販売員)

夫に相談しないと・・
→夫なんてサプリメントの効果など解ってないわよ。あなたが家族の健康をまもるんでしょう。(ママ友販売員)

また今度じゃダメかな・・
→じゃ、今度の水曜日空いてたね。販売の人を呼んでおくから、家で待ってるね。(ママ友販売員)

【上手な断り方】
すごく効くから試してみない・・(ママ友販売員)
→勧めてくれてうれしんだけど、ごめんね。(即座にはっきり断る)

とっても効くのよ・・(ママ友販売員)
→でも、私サプリメントに興味がないんだよね。(ことわる理由をあれこれ言わない。反論の余地を与えない)

でも、1度飲んでみたらいいよ・・(ママ友販売員)
→あっ、そうだ、今度の保護者会って・・(話題を切り替えて勧誘しずらい雰囲気に変えてしまう)

このような断り方をして、友人関係が壊れるならそんな友だちはいらないと、きっちり「覚悟」ときめることが大切です。

1度断っても、そういうことが何度も起こる可能性があるのでお付き合いを断ち、本当に心配してくれる友だちを作った方がいいそうです。

それは、その通りです!そんな偽物の友だちはいりませんよね。(^-^)

「ごめんね、興味ないの」「ごめんね、いらないの」と「ごめんね・・」をつけると言いやすくなります。

●視聴者から
・学校からの友人から久しぶりと電話があり、あってみると商品を勧められました。悲しかった、きっぱり断りました。

・訪問販売の仕事をされている人から誘われました。仲良くさせてもらいうれしいけど、利害関係の付き合いはしないと決めてますと伝えました。

化粧品やサプリメントの女性販売員から聞いた手口

彼女の歩合の給料は、なんと月80万円。接客業のアルバイトをしながら、そこで知り合った女友だちを、次々と勧誘し販売成績を伸ばしました。

はじめは、仲間はずれを恐れている人、数人を選び攻めていきます。数人落とせば、仲間意識を利用し、どんどん他の人にも拡がっていきます。

バイトは数ヶ月で変えていきながら、販売対象をどんどん増やしていきます。

このような女性販売員を組織するのが、絵師と呼ばれる人物。女性客の心理を教えると同時に、女性販売員を競わせる構図を描きます。

イケメン講師を組み入れ、この講師のためなら・・という女性心理をつき色コイ、色管理と呼ばれるテクニックで販売員をコントロールしていきます。

借金に落ちてしまった客は、「カモリスト」として裏社会に売られ、「被害を回復しませんか」と持ちかけられ、最後の最後までむしり取る構図が仕組まれています。

世の中、何が本当かわからない時代。自分の身を守るためには、いろいろなことを知っておく必要がありますし、背後の仕組みをしっかり見極めておく必要があります。

新聞やネットにも、色々と詐欺の手口がでてますので、しっかりと見ておいてくださいね。

おかしいと思ったら、「サプリメント 詐欺」というようなキーワードでネット検索すると、その手口や被害者の記事がアップされますので、心配な方は、ぜひ検索してみてくださいね。