40代になると、子供から手が離れ時間がもてるようになり、これからかかる学費の足しになればと、就職を考えますよね。

そして主婦の就職活動「主婦活」のスタートです。

昔取った杵柄とばかり、昔のOL時代を思い出してみるのですが今では、資格も事務職経験もまったく役立たない時代になってしまいました。 まるで、浦島太郎の気持ち・・(^_^;)

職安や就職サイトの募集要項には、年齢、性別の制限はないのですが、40代以降のブランク主婦となると、敬遠されなかなか決まらないのが現実です。

一方では、主婦のアイデアや行動力をビジネスに活かそうと考えている企業も多くなってきているといいます。

また、ネットショッピング市場などは、主婦購買層がしっかり支えているので商品選定や商品アイデアなどで、主婦パワー発揮しているそうです。

主婦活の動機は・・
・人生このままで終わりたくない
・自由になるなるお金が欲しい
・将来への不安
・夫への給料には頼れない
ということで主婦活するのですが、

①条件が合わない②家庭と両立できるか心配③書類、面接が通らないという現実に直面します。

経理、事務職を希望する48歳の主婦は12~13通応募しても全くダメ。20代の時にとった珠算2級、簿記2級は、時代が変わって採用のポイントには、まったくならなかったと言います。

ワードやエクセルの講座に通っても、なかなか覚えられず、精神的に追い込まれてしまったと語ります。

東京都の職種別の求人倍率を見てみると事務職は正社員0.26倍、パート0.49倍なのですが調理、接客、介護は3倍を超えているそうです。

誰もがしたい事務職は20代からの応募もいっぱいいて、さらに倍率も0.26倍。これらの現実を理解して応募することが必要だといいます。

一方、アルバイトやパートで採用された後、才能のある人には、店長や責任者を任せる企業も増えてきました。

IT企業の会社では、主婦層は強力なブレーンであり宝の山だと語ります。また、主婦専用の派遣を手がけている会社は、主婦の立場にたった就職マッチングシステムで業績を伸ばしています。

主婦活が成功した人のポイントは・・
・未経験の職場に飛び込んだ
・主婦が活躍できる職場を選んだ
・ブランクを気にせずがむしゃらに働いた

一方働いている人の悩みは・・
1位 ストレスが増えた
2位 家事がないがしろになった
3位 子供の世話ができない
4位 体調が悪くなった
5位 夫との会話が減った

今までの家事に加え、さらに慣れない仕事は本当に辛くなります。やはり、家族の協力がないとやっぱりキツイですよね。

・履歴書の書き方・・目を引く履歴書をつくること
写真は必ず笑顔で撮ること。写真は自己PRの写真です。笑顔の人の方がコミュニケーションスキルが高く、仕事のスキルも高く見えるそうです。

コツは、口角を上げること。それだけで、自信がありそうに見えます。写真は、割り箸で口角アップレッスンをしてから、笑顔で撮ること。

・面接のポイント
猫背、下を向いて、自信なさそうな入室はダメ。
①しっかりノック、ドアを丁寧に閉める②お辞儀をして口角アップの笑顔
③歩幅は広くさっそうと歩く。④自分から名前を名乗る。
⑤前を向いたまま着席するとエレガントに見えるそうです。

・お困り質問のかわし方
繁忙期残業はできますか・・即座に拒否しない。繁忙期は1時間位なら対応できますなど、柔軟の対応が可能なことを伝えることが大切。

少しずつですが、主婦を取り巻く就職事情も変わってきたような気がします。

これからの人生、前向きに積極的に生きるためにも、社会にでて、自分の能力を発揮していきたいですね。自信を持って頑張りましょう!