冬本番は、風邪本番の季節。あまりありがたくはないですが、あちこちで「コンコン」咳き込んでいる人が、沢山いますよね~。

電車の中やお店の中でも、マスクをしている人がいっぱい。一時期、新型インフルエンザでマスクが売り切れ、街中にマスクをした人が溢れていたのを思いだしてしまいます。

手洗い、うがい、マスクで固めて、今年こそはと万全の体制で望んでも、それでも風邪にかかってしまいます。

風邪で高熱の男性

ところが、世の中には、「風邪なんてひいたことないのよ」なんて方もいるようです。体格や体重の差でもないし、高齢の方でも元気な方は、いらっしゃいますし、その差は何なのでしょうか。

実は、体の中の体質を変えることで、免疫力をアップさせ風邪にかかららない強い体をつくることができるそうです。それも、魔法の飲み物を飲むだけで、その体質がつくれるとか。

はたして、風邪やインフルエンザをブロックする体質とは、そして魔法の飲み物とは、いったい何なのでしょうか。

また、冬になると北風と暖房で、口の周りがカサカサ、パリパリ。実は、この口の周りの乾燥が原因で、色々な病気を引き起こす「乾燥病」なるものがあるようです。

風邪やインフルエンザ予防には線毛細胞を活性化すること

線毛細胞は、1秒間に15回くねくね動いて、猛スピードでウィルスや細菌を外にだしてくれます。

線毛細胞は、鼻や喉、肺の中の気管の先まであり粘液をだして細菌やウィルスをキャッチし、痰として外に排出したり、食道から胃へ落として胃液で殺してしまいます。

この線毛細胞が弱ってしまうと、細菌やウィルスがキャッチできず病気にかかりやすくなってしまうのです。

線毛細胞は乾燥に弱く、湿度15%以下になってしまうと、線毛がうまく動けなくなってしまいます。線毛細胞を元気にする方法は、水を飲むことです。それだけで線毛細胞は活性化できるのです。

人間の1日に必要な水分量は2.5リットル。食事で1リットル、補給されるので、残り1.5リットルの水分をとることが必要です。

冬だからと言って水分補給をしないと大変なことになります。水分をしっかりとれば、体の中から線毛に水分を送りだしその動きを活性化させてくれるのです。

風邪やインフルエンザは「しっかり水を飲むこと」で撃退できます。

冬に急増する新型ドライマウス

普通のドライマウスは、唾液の分泌が少なくなり、舌の置き場がないほど口が痛くなります。その結果、口の中で細菌が炎症しやすくなり、歯周病や口腔カンジダ症になってしまいます。

新型ドライマウスとは、唾液の分泌はしっかりしているのにドライマウスになってしまう人を言います。その原因は、夜寝る時に口を開いて寝てしまうこと。つまり、唾液が蒸発してしまいドライマウスになってしまうのです。

口の開いててしまう原因として
・鼻詰まり
・睡眠時無呼吸症候群
・薬の副作用
・口の筋力低下
・加齢
・口の周りの筋力の低下
があります。

新型ドライマウスの気づくポイント

・毎朝口が乾く
・朝起きたときに口がネバネバする
・唇の荒れ、口の両脇が切れる口角炎
などの症状がある人は、新型ドライマスの可能性があります。

口の周りの筋力を鍛える口舌体操の仕方はこちらで
紹介しています。