コーヒーが私たちの生活に身近なものになったのはいつの頃からでしょうか?

♪♪~「違いがわかる男のゴールドブレンド」・・ネスカフェが、国内生産、販売を始めたのが1967年だそうです。

私たちの青春70年代は、ドリップやサイフォンなどを自宅に買い込んでちょっとしたツウを気取っていましたよね。!(^^)!

そのコーヒーが、今医学的にも見直されているそうです。

コーヒーといえばカフェインと思いがちですが、実は、アンチエイジングで注目される「ポリフェノール」が、たっぷり含まれています。

ポリフェノールは、肌のシミを少なくしたり、老化を防いだり、血糖値の上昇を緩やかにし糖尿病や肝臓病のリスクを軽減、糖尿病や、大腸がん、動脈硬化の予防などいろいろな効果があることが知られています。

赤ワインと違って、アルコールが入ってないので、手軽にとれて毎日とれて、しかも一息できるのがうれしいですね。

コーヒーの驚くべき効果

肌を綺麗にする

コーヒーの飲む量でシミの量を測定したところ、コーヒーをのんでる人の肌は抜群にきれいになっているそうです。

それを実現してくれるのは、ポリフェノール。紫外線による活性酸素の発生をポリフェノールが抑えてくれます。

コーヒーのポリフェノールの含まれた量は、赤ワインと同量。赤ワインと違いアルコールが含まれてないので、毎日気軽に摂取することができます。

コーヒーの健康効果

・肝臓がん(国立がん研究センター調査)
1日コーヒーを5杯以上飲む人は肝臓がんの発症率が、飲まない人の1/4だったという結果がでています。

・大腸がん(岐阜大学調査)
コーヒーを毎日飲む女性は、そうでない人に比べ発症率が半分(男性は8割)だったそうです。

・胆石
1日2、3杯飲む人の発症確率が胆石になるリスクは40%減。

・パーキンソン病
1日800cc飲む人の発症リスクは1/5に低下します。

・子宮体ガン(国立がん研究センター調査)
1日3杯以上飲む人は飲まない人の60%減

・脳卒中(米ハーバード大学調査)
1日4杯以上飲む女性は飲まない人に比べ20%減

・死亡リスク(米国立がん研究所調査)
1日2杯以上飲む人は飲まない人の10%減。4~5杯飲む人は飲まない人の16%減。

コーヒーのQ&A

・子供が飲んでも大丈夫?
→中枢神経系の興奮や利尿効果、睡眠を妨げる効果があるので、子供の場合、体重50kgで1杯といわれています。大人の場合は、4~5杯までを目安に。

・胃があれるって本当?
→胃酸の分泌を促す効果がありますが、学術的な証拠はない。

・薬といっしょに飲んでダメ?
→薬もコーヒーも肝臓で代謝されるので、薬を飲むときは止めたほうがいい。

・授乳中・妊娠中は飲んじゃダメ?
→妊娠中は2~3杯まで、授乳中は2杯程度まで。

・コーヒーを控えたほうがよい人
→妊婦、授乳中の女性、心臓病、腎不全、ぼうこうがん

糖尿病への効果

40歳女性の2割が糖尿病か、その予備軍といわれています。原因は、運動不足、お酒、肥満などの不摂生。

その2型糖尿病の予防に有効的な遺伝子がPGC1α。PGC1αがあると、細胞内のミトコンドリアが活性化し血中の糖を取り込んでエネルギーにし血糖値を下げます。そのPGC1αを増やす働きがコーヒーのカフェインにあることがわかったそうです。

おいしいコーヒーの入れ方

●ドリップ
①お湯の温度は82度~85度
②ドリップのお湯の注ぎ方は中心から「の」の字を描くように(粉がハンバーグのようになったら成功)
③お湯を斜めでなくまっすぐ下に落とす
④落としたコーヒーを良くかき混ぜるとムラなくよい香りに仕上がります

※リブから空気が逃げられなくなり豆を蒸しことができなくなるため、ペーパーフィルタをお湯でぬらさない。

●インスタントコーヒーをうまく入れるには
①コーヒーをいれ少量のお湯を入れてよく溶かす
②それから香りをだしてからお湯を注ぐとおいしく飲めます。

挽いたコーヒー豆は、1~2週間ほどで、残ったら冷蔵庫で保管する。